悪友の集い

(SE:コンコン)
 
どうもですー。統一帝国軍主計年金科G3担当の見澤 義範主計軍曹ですー。
呼び出しいただいたんですが……アクシア大尉ー? 入りますよー?
 
(SE:ガチャリ)
 
……お? わざわざご招待どうもですっ(わざとらしく敬礼)
いやぁ、立派なお部屋ですなぁ、さすが大尉殿。
階級が違えばお給金も違うということですなっ!
うおぉ! このティーカップ高そぉ……
 
……え? 何? あんたのほうが階級上だろうって?
いやだなぁ、何いってるのさ〜。
俺が情報部少佐だって知ってるのヴィヴリオ大佐殿かお前さんくらいだぜ〜?
俺は『噂を求めて基地の中外右往左往、噂が大好きな年金査定シタッパー』、OK?
それに、いくらアクシアの部屋だからって誰かに聞き耳立てられてたらどうすんの〜?
ん? 部屋?……んもう、アクシアったらぁ〜。彼氏がいるのに部屋に男連れ込むなんてぇ〜。
浮気はいかんよ浮気h(SE:ごめしっ・技名:踵落とし)めごしぃ!?
 
……アクシア……オンナノコなんだからスカートで踵落としはやめなさい……
……青と白のストライプ……意外とかわいいものをお召しd(SE:どすぅっ・技名:烈風正拳突き)ぶろばぁ!?
 
……ああ……えっと…………ゴメンナサイボクガワルカッタデスユルシテクダサイスミマセン(土下座)
 
(しばらく時間が過ぎる)
 
(紅茶を頂きながら)……イテテ……で、今日は何〜? いきなり呼び出して?
……え? 何? あんたがここに来るまでの話が聞きたい?
んなもん聞いてどうするの〜?
まぁ、別にいいけど〜……
 
う〜ん……どっから話せばいいかなぁ〜?
アクシアと離れたのが士官学校出たころで……アクシアメーヴェにいったわけだ。
んで、俺はヤシマの統一帝国亡命政府直轄の軍隊に飛ばされたのだ。
情報将校としていってこいっつーんでいろいろと裏側のお仕事をこなしてたわけだ。
まぁ、そんな生活が続いてたんだが……結界破られてすぐだったかなぁ〜?
ウチの基地に天使兵来ちゃってさぁ〜。
これ見よがしに大暴れするもんだから、想いっきり基地壊滅。
俺は運が良かったから五体満足で逃げれましたけどぉ〜。
……え? 何? あんたはよく無事だったわねって?
いやだなぁ、よく言うだろぉ〜?
『憎まれっ子世に憚る』ってなっ♪
(心の声:……まぁ、さすがに機械は埋め込んだが……これは知らないほうがいいだろうな……)
 
……んで、その後は統一帝国軍本部からの命令でここに内部監査にきたっつーわけだ。
解って貰えたかなワトソン君?
……え? 何? なんで主計軍曹なんてやってんのかって?
いやだなぁ、俺の仕事は内部監査だぜぇ〜?
おおっぴらにやれるわけないじゃなぁい。
雑務シタッパやってれば嫌われることはあっても疑われることがないっ。
噂好きにしておけばある程度情報集めてても『噂集めてんだ〜』ぐらいで気にされないっ。
……少佐じゃ見えない裏側も意外と見えるんだよねぇこれで。
 
……え? 何? あんた性格変わったって?
そぉかなぁ〜? どんな風に〜?
……え? 何? 昔はこんなにゆるくなかったて?
う〜ん……アクシアが硬くなったんじゃないのぉ〜?
大尉になるといろいろ苦労もあるだろうしねぇ……
気を付けなよぉ〜? ストレスはお肌の大敵なんだからぁ〜。
昔と違ってもうすぐ三十路なんだs亜ウェhmclwhcghqbぁんxばfまwklへxlうmflz、あ;、gjljhg!?!?!?!?
 
(……その後しばらく、鈍い打撃音がアクシアの部屋にこだましたという……)